大作!アレキサンダーモザイクの仕上げをしました。パネル全体のサイズは800x1150mm迫力あるサイズですが、非常に細かいピース(最も細かいところで1.5~2mm?!ぐらいでしょうか?)で繊細につくられた作品。
玉川CクラスOさんの作品です。
仕上げの作業は3日間にわたってアトリエにておこなわれました!
1日目:全体図;表面に紙を貼る作業
修正部分等ないか確認しながら、全体をつなぎあわせます
小さなピース、凸凹した部分をカバーするように、注意深く丁寧に糊(でんぷん糊)で和紙のような紙を作品の表面に貼付けていきます。この作業を丁寧にできるかどうかが、仕上げ作業の重要なポイントとなります。
2日目;裏返して裏紙をはがす作業
2日目は作品全体を裏返して、裏紙(モザイクをはりつけていた紙)をソルベントを使って丁寧にはがしていきます。この時前日の作業でひとつひとつの石の表面にうまく糊がついていないと、大変。。。バラバラと崩れてしまいます。。。
時間をかけながら、の丁寧な作業で順調に作業がすすみました・・・が全部をはがし終わったら、午後3時に。
さらに集中力と体力を要するモルタル作業、翌日にもちこしました。(ほっ)
最後に残した、アレキサンダーの目の部分
あまりに疲れて『眼が充血してたらどうしょう・・・』と笑いながら手が震え。。。
3日目;モルタル作業
3日目の今日はいよいよパネルとなるボードにモルタルで貼付ける作業をしました。
まずはモザイクの裏側に丁寧に圧着セメントを塗っていきます。
ペインティングナイフをつかって、落ち着いて丁寧に。。。でも乾いてくるのでそうそうゆっくり作業もできません。
複雑な地図のようになったパネルの全体図。左側が貼付けるボードの側。右側がモルタルを塗ったモザイクの裏側。左右対象におき、合体させます。
霧吹きをかけて濡らし、1日目にモザイクの表面にはりつけた紙をはがしていきます。
全体の紙をはがしたら、余分なモルタルを丁寧にとって本日の作業終了です!
二人ともすごい集中力で、沈黙のまま静かに作業が終わり、一息ついてから
全体を眺める。。。凛々しいアレキサンダーに馬の眼がまた魅力的。素晴らしいです!
お疲れさまでした!!!
仕上げ編2では余白の部分の埋め方(遺跡風)をレポートしますね。
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